トヨタ自動車が静岡県裾野市で『Woven City』の建設成功を祈って地鎮祭を行いました。

 

『Woven City』とは「未来の実証都市」のことで、今後どのような街になるのか気になる人が増えております。

 

この、『Woven City』の建設の中心となるのがトヨタ自動車です。

 

なぜ、自動車メーカーのトヨタが街の開発を考えているのしょうか。

 

WovenCity、募集や完成予定はいつ?トヨタの施工技術の秘密は?

 

この記事では、『Woven City』の募集、完成予定やトヨタの施工技術について書きます。

 

是非最後までご覧ください。

 

 

Woven Cityとは?

 

『Woven City』は、トヨタが中心となって進める未来の実証都市のことです。

 

トヨタを含めた、自動車業界はCASE(コネクティッド、自動運転、シャアリング、電動化)と呼ばれる技術があります。

 

そして更に、人工知能、ヒューマンモビリティ、ロボット、材料技術、そして接続可能なエネルギーの追求をしています。

 

これらをトヨタが世界の研究所で開発/研究を行っているのを”一つの場所”としてシミュレーションをされていく構想です。

 

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選ばれた場所は、静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本株式会社、東富士工場の跡地に隣接する旧車両ヤードでした。

 

WovenCity、募集や完成予定はいつ?トヨタの施工技術の秘密は?2

 

この場所は、53年に渡り、日本を代表するセンチュリーやジャパンタクシーなど様々なジャンルの車が作られてきました。

 

WovenCity、募集や完成予定はいつ?トヨタの施工技術の秘密は?5

 

まさに、日本のモータリゼーションを支えてきた存在であり、その歴史を受け継ぎ、未来へのモビリティとして活用しようとしています。

 

 

 

Woven Cityの募集や完成予定は?

 

WovenCity、募集や完成予定はいつ?トヨタの施工技術の秘密は?6

 

『Woven City』は2021年から着工開始し、将来的には71万平方メートルの街を計画をされています。

 

将来的には、街を拡大しますが現時点ではどんな人が、この『Woven City』に住めるのでしょうか。

 

トヨタ自動車の豊田章男社長は、『Woven City』の住人について語っております。

 

最初はトヨタの従業員と家族、退職したご夫婦、小売店舗、プロジェクトに参画する科学者や企業等の約2000人が対象者とのことです。

 

 

そして、一般入居者向けではありませんが、プロジェクトに参加するパートナー企業の募集は始めております。

 

https://www.woven-city.global/←募集サイト、英語表記になっております。

 

一般者については豊田章男社長からは、まだ発表がないため注目していきたいところです。

 

完成予定については、現段階では構想のため確実な日は決まっておりませんが、5年以内に入居できる環境を整備するとのことです。

 

 

Woven City、トヨタの施工技術の秘密とは

 

『Woven City』の街や建物のイメージが動画として上げられており、近未来を想像させる建物の構造になっております。

 

 

街の中では、道が3種類に分類され高速なモビリティ用の道、歩行者と低速なパーソナルモビリティが共存する道や歩行者のみの道が存在します。

 

今回、これらを担当してる施工会社は大林組です。

 

大林組は、トヨタ自動車の技術本館の施工を担当しておりトヨタ自動車に認められる高い施工技術があります。

 

https://www.obayashi.co.jp/chronicle/works/39600.html←大林組HPにて

 

また、建築工事新聞で着工が開始したことが掲載されております。

 

トヨタ/ウーブン・シティ整備(静岡県裾野市)/大林組らで施工進む

 

 

WovenCity、募集や完成予定はいつ?トヨタの施工技術の秘密は?まとめ

 

以上、今回はWovenCity、募集や完成予定はいつ?トヨタの施工技術の秘密は?についてまとめてみました。

 

豊田章男社長は、『Woven City』について「Woven Cityは皆さんが働いた場所、残してくれた歴史の上にできる街」と語っております。

 

この発言は、今回建設する東富士工場の従業員たちに向けられており街づくりをすることで、東富士工場の歴史を継いでいく意味が含まれております。

 

  • 『Woven City』はトヨタが手がける実証都市のこと
  • 『Woven City』の住人はトヨタの従業員と家族、退職したご夫婦、関係企業、科学者の2000人程度を計画
  • 『Woven City』は完成予定は未定だが入居予定は5年以内
  • 『Woven City』の施工会社は大林組でトヨタ自動車技術本館の建設実績がある

 

安心・安全の街を考えているトヨタ自動車、どのような街が出来上がるのか楽しみです。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 

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